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再開発が進みさらに進化する街 池袋

はじめに

池袋と言えばどんなイメージを想像されるでしょうか?
もしかしたら、世代によっては「繁華街・歓楽街が多いところ」とか「治安があまりよろしくない」とか、あるいは「ダサい街」なんていう印象をお持ちの方もいらっしゃるかもしれません。
たしかに、ひと昔前の池袋がそのような印象を与える街であったことは否定できないかもしれません。
しかし、池袋はすっかり生まれ変わりました。
そして、現在も進化し続けています。
今回は、そんな池袋の再開発にスポットを当ててみたいと思います。

池袋の再開発について

池袋が位置する東京都豊島区では、2018年に「池袋駅周辺地域基盤整備方針」が公表されています。
その目標は、池袋駅周辺に安全快適な都市空間を創り出すとともに、池袋駅周辺地域まちづくりの将来像である「世界中から人を惹きつける国際アート・カルチャー都市のメインステージ」を実現すること。
この方針に沿って、池袋駅周辺では着々と再開発が進んでいます。

池袋駅東口の再開発

東口では2020年7月1日に複合商業施設「Hareza(ハレザ)池袋」がオープン。
以前、この場所には豊島区庁舎や豊島公会堂がありましたが、「豊島プロジェクト」と名付けられた官民一体のプロジェクトに沿って、再開発工事が進められてきました。
エリア内には「ハレザタワー」と名付けられたオフィス棟をはじめとして、としま区民センターや中池袋公園、そして多目的ホール棟「東京建物ブリリアホール」などが整備。
ハレザタワーと東京建物ブリリアホールにはそれぞれ3つずつ、としま区民センターには2つの合計8つの劇場が設けられ、まさしく「国際アート・カルチャー都市のメインステージ」にふさわしい状態となっています。
また、ハレザタワーには映画館「TOHOシネマズ池袋」もオープンしています。

さらに、東口では「東池袋一丁目地区第一種市街地再開発事業」と名付けられた再開発の計画も進行中。
この計画では地上30階地下3階建ての超高層ビルが建築され、オフィスのほか池袋のアート・カルチャー体験施設やイベントホールなども作られる予定となっています。

池袋駅西口の再開発

西口でも着々と再開発が進んでいます。
2019年には「グローバルリングシアター」が完成。
大型ビジョンを完備した野外劇場としてクラッシック音楽のコンサートや演劇などが楽しめるようになっています。
また、西口では「池袋駅西口地区市街地再開発」と名付けられた再開発計画も進行中。
高層ビルが3棟建てられることになっているほか、駅前広場の整備も予定されています。

最後に

今回は、池袋の再開発にスポットを当ててみました。
なお、池袋駅周辺では再開発の進む東口と西口をつなぐ地上デッキを整備する構想も存在しています。
再開発によってどんどんと進化していく池袋の魅力は、さらに増すばかりです。

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