自分に合った賃貸併用住宅を見つけよう!| > 賃貸併用住宅のお役立ちコラム > 一生独身でいる方にとって最も不安なのは老後資金?
生涯独身を貫くと決めたけれど、やはり気になるのはいずれ迎える老後資金の準備でしょう。
仮に配偶者がいれば、夫婦で老後資金を準備することができるかもしれませんが、独身の場合、頼れるのは自分だけです。
近年、人生100年時代といわれるほど、日本人は寿命が延びたため老後として過ごす時間もその分長くなります。
安心して老後を迎えるために、独身の方が準備しておくべき資金について考えてみましょう。
独身の方の場合、家族を養っているわけではないので、金銭的にファミリー世帯よりも余裕があることが多いようです。自分や趣味にお金をかけている方もいるでしょう。
もし子供がいれば、幼稚園から大学まですべて公立に通わせても1人につき1千万円の教育資金がかかるといわれています。しかし独身の方は、教育資金は必要ありませんのでその分お金が浮くことになり、自分のために使うことができるはずです。
40代や50代になり給料が高くなっていけば、その分、生活レベルも上がることがほとんどです。ただし、定年を迎えて老後生活に突入した時、それまでの生活レベルを維持できるとは考えないことが大切です。
生活水準を落としたくないのなら、年金だけに頼らないための老後資金を現役時代に十分貯めておくことが必要になります。
独身の方の場合、老後を迎えて身体的に不自由な部分がでてきても、自分の身の回りの世話をしてくれる配偶者や子供はいません。
そうなると、お金を払って食事や買い物、介護などのサービスなどを利用するしかなくなります。
終身介護付き老人ホームなどに入所すれば、身の回りの世話に対する不安は解消されるかもしれませんが、やはり必要なのはお金です。
老後生活も独身のままの場合、通常より様々なお金が掛かる事になると理解しておいたほうがよいでしょう。
ゆとりのある老後生活を送るなら、独身の場合約5千8万円必要と言われています。
40歳代以降で、金銭面で何に不安を感じるかという調査の第1位は老後資金という結果もあるほど、老後資金は独身の方にとって不安の種といえるでしょう。
老後破産や下流老人といった言葉もありますので、老後を迎えた後で生活レベルが下がり、生活資金に困る方は少なくありません。
20代や30代などであれば、老後に対する不安もぼんやりしたものかもしれませんが、老後が近くなるにつれてその不安は現実のものになっていきます。
その不安を先送りにしていても、不安はますます大きくなるだけです。独身でも安心した老後を迎えることができるように、若い現役世代の間にしっかりと老後資金の準備をしておくようにしましょう。