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老後資金の貯め方とは?持ち家のほうがお金は貯まりやすい?

老後に必要な資金を若いうちから貯めようという人は増えていますが、人によって家族構成や生活スタイル、職業などはそれぞれです。

そのため家計の収支も異なりますので、仮に同じ年齢で同じ収入の人だとしても、独身なのかファミリー世帯なのかで貯蓄に充てることができる金額には差が出てきます。

老後必要になる金額やそのために貯蓄できる額も同様に異なってきますが、住んでいる家が賃貸住宅なのか、それとも持ち家なのかによっても貯め方に大きく違いが出てくるため注意してください。

持ち家のほうが老後は安心?

消費支出のうち、大きな割合を占める住居費について考えておくことも必要です。持ち家でない場合、老後も家賃を支払い続ける必要が出てきますので、老後資金の中に家賃を含めておく必要があります。

夫65歳以上で妻60歳以上の無職世帯の持ち家率は90%を超えており、ほとんどの人が持ち家生活している人が多いようです。

それなら早めに家を買っておいたほうが良いと思うかもしれませんが、20代や30代ですぐに購入してしまうと、転勤や子供の人数が増えるといった変化に対応できなくなる可能性もあるため、ある程度落ちついてから買ったほうがよい場合もあります。

無理な返済計画で家計の負担を重くしないこと

マイホームは一生に一度とも言われるほど大きな買い物ですので、いつまでに住宅ローンの返済を終えるのか、夫は80歳、妻は85歳くらいまで生活する上で必要な資金について洗い出してみることが必要です。

毎月の住宅ローンの返済だけでなく、マイホームを購入すれば固定資産税や家が老朽化した時のための修繕費なども必要になります。修繕費は毎月修繕積立金や管理費として徴収されることになりますが、一戸建て住宅であれば自分で月2~5万円程度積立てていかなければなりません。

持ち家にこだわるあまり、無理な返済計画を立ててしまうと、老後の負債超過になる可能性もありますので、購入後に家計の負担が重くならないかを考えておくようにしましょう。

少額でも先取り貯蓄を始めること!

老後のためにマイホームを購入して、毎月の住宅ローンの返済に固定資産税や修繕費・・・これでは老後資金を貯めるのは不可能と思うかもしれませんが、お金を貯めるためには給与など定期収入を受取ったら例え1,000円でも先に貯めていくことを実践しましょう。

余ったお金から老後に向けて貯蓄を行うという方法ではお金は貯まりにくいので、受取ったらまず貯蓄!を基本に貯めていきましょう。

老後いつまで働くのかも踏まえて考えること

住宅ローンのある世帯の貯蓄額の中央値は約900万円ですので、少し多く見積もって1,000万円を貯めることを目指しましょう。

気が遠くなるような目標額になかなか届かないと心配するかもしれませんが、現在はリタイア後でも希望すれば65歳まで延長して働くこともできます。老後はいつまで働くのかも踏まえた上で、収入より支出が上回ることのない生活を送れるように準備していくことが必要です。