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結露の放置で20万円の請求?!

冷え込む季節になって来ました。
エアコン等を使用すると、室内と外の温度差で窓ガラスに「結露」が発生するようになります。

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この「結露」、放置するとやっかいな事態を招きかねません。

特に気密性の高いマンションでは結露が発生しやすく、水滴により窓サッシ・フレームの傷みの原因になります。
ベランダ側のガラスの結露を放置し続けた結果、フローリングが変色した事例もあります。

フローリングの含水率が一定量を超えると表面の化粧単板が捲れてしまいます。
木目から割れるケースもあり、補修としては張り替え以外方法がありません。

更に怖いのが内部結露

表面結露による被害も怖いですが、更に怖いのが内部結露です。
こちらは結露が壁(断熱材)のなかに浸入することで引き起こされます。

あるマンションの住人から「壁紙の一部が変色している」との報告がありました。
壁紙を剥がして確認したところ、窓下の壁内部構造が腐っていました。
原因はサッシ・ガラスの結露が壁紙に伝わり、その表面から内部に浸入し発生したカビでした。

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補修のためにカビの発生した断熱材を撤去・補修し、サッシ補強と壁紙の張替えが行われました。

これには工事費用が20万円弱かかりました。

結露での補修費用等は賃借人の負担

賃貸においては結露での補修費用等は賃借人の負担になってしまいます。
冬場は寒く、換気等がおろそかになりがちです。

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カーテンを開けておくだけでも効果がありますので、簡単な予防から始めてみるといいかもしれません。