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呑川緑道のある街 東急東横線都立大学駅


はじめに

東急東横線都立大学駅。
東京都目黒区中根に位置する駅で、渋谷駅から各駅停車で約10分と非常にアクセスの良いところにあります。
都立大学駅周辺の地域は、治安もよく住みやすいと評判の街。
そんな都立大学駅の近くにあるおすすめの散歩スポットといえば呑川緑道です。
今回は、その呑川緑道を紹介します。

呑川緑道について

都立大学駅があるのは目黒区ですが、駅から少し歩くと世田谷区に入ります。
溝や中小の河川に蓋をして地中化することを暗渠化と呼び、上部は道路などとして利用されることが一般的です。
世田谷区では1969年ごろから暗渠化された河川の上部を有効活用するために、精力的に緑道の整備を行ってきました。
そのうちの一つが、今回紹介する呑川緑道です。

呑川は品川用水から漏れ出た水と深沢近辺の池から流れ出た水が合流して始まる川で、東急田園都市線の桜新町駅付近を水源とし、世田谷区・目黒区・大田区などを通って東京湾へと流れる川です。
川の全長は14.4キロメートルで、二級河川として東京都に指定・管理されています。

呑川のうち、目黒区内と世田谷区深沢1丁目から5丁目にかけての区間は緑道となっており、緑豊かな空間で散歩などを楽しめるようになっています。
この呑川緑道を設計したのは、景色盆栽家の小林健二氏。
景色盆栽とは、自然の景色を切り取って室内で四季の移ろいを楽しもうとする盆栽のことで、小林氏は世田谷区奥沢に盆栽専門店「品品」をオープンするとともに、景色盆栽教室なども開催されています。

春夏秋冬、どの季節でも都会にいながら自然の緑を味わうことができる呑川緑道ですが、最もにぎわいを見せるのは春のサクラの時期。
呑川がまだ暗渠化される前の土手にはおよそ300本のサクラが植えられ、春になると周辺に住む人々の目を楽しませてきました。
暗渠化され、緑道となった現在でもそのサクラは残されており、緑道を覆っています。

また呑川の上流、世田谷区深沢7丁目から8丁目にかけておよそ870メートルの区間は、暗渠化がなされておらず、川のままで残っています。
この区間は親水公園として整備されており、ザリガニを観察したり、アヤメなどの水辺の植物を楽しんだりできるようになっています。

一方、都立大学駅周辺では呑川の本流にいくつかの支流が合流するようになっていますが、これらの支流も緑道として整備されているところがあります。
このため、都立大学駅の周辺にはあちらこちらに緑の下で自然を味わえる空間が確保されているのです。

最後に

今回は、呑川緑道にスポットを当てて紹介してきました。
都会の中にありながらも緑の多い街に住んで、自然を感じながら日々を過ごす。
都立大学駅周辺はそんな夢を実現してくれる街となっています。

 

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