賃貸併用住宅のことなら、賃貸併用住宅.com


自分に合った賃貸併用住宅を見つけよう!| > 賃貸併用住宅のお役立ちコラム > 事前準備で台風による設備や家への被害を最小限に!これから家を建てるなら?

事前準備で台風による設備や家への被害を最小限に!これから家を建てるなら?

近年、台風やゲリラ豪雨で設備や家などが被害を受けてしまうことが多くなり、他人事とは言えない状況です。

自然災害は避けることができませんが、事前の対策で被害を最小限に抑えることはできるはずです。

そこで、被害を最小限に抑えるために、これから家を建てるなら事前に行っておきたいことを確認しておきましょう。

台風シーズン前に事前対策を

台風の襲来や通過が予想されると、窓ガラスが割れないように板を打ち付けたりシャッターを閉めたりする方もいるでしょう。台風による強風が直接影響して窓ガラスが割れてしまうというよりも、強風で飛ばされたモノが窓ガラスにあたって割れることが多いからです。

気象庁では最大風速が約17.2m/s以上になると「台風」と判断するようですが、屋根瓦や看板などは平均風速20~25m/s、瞬間風速30m/sで飛ばされてしまいます。さらに、平均風速30m/s以上では、木が倒れたり外装材が飛散するなど危険は高まりますので注意が必要です。

一戸建てでもコンクリート造の家など、頑丈な建物は確かに増えてはいます。しかし、台風への対策を何も行わなくて良いわけではありませんので、台風シーズンではない時やシーズン前までに、点検や対策を行っておくようにしましょう。

これから家を建てるならハザードマップの確認を!

これから家を建てようという場合には、目的のエリアの自治体が公表しているハザードマップなどで危険度を確認しましょう。

ハザードマップからは、自然災害の発生による被害レベルを確認することができます。水害や地震、土砂災害など、何の被害の発生が予測されるのか、また、被害範囲や避難経路なども知ることができますので、事前に確認しておくと安心です。

床上浸水など、水害が起きる不安が高い場合、盛り土を敷地に採用して基礎部分を高くしたり、土地のかさ上げなどで対応するとよいですし、住宅周囲に防水性のある塀を作ることで、浸水を防ぐことができる場合もあります。

採用する屋根材は瓦がよい?

また、屋根材の強度を高めることや、ずれたり傷みなどが生じていないか、定期的な確認は必要です。住宅の屋根材は、スレートや瓦、ガンバリウム銅板などですが、嚙み合わせ構造となり耐風や防水性の高い防災瓦は台風対策に有効です。

また、反対に外観は一般の瓦と同じだけれど、重さが半分の軽量瓦などもあります。軽量瓦であればもし強風で飛ばされて落下しても被害を抑えることができるでしょうが、反対に飛ばされやすくなるリスクはあるので十分な検討が必要です。