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賃貸併用住宅を建てるなら将来の収支計画が重要!

戸建住宅の一部に賃貸住宅が合わさった形の建物を「賃貸併用住宅」といいます。居住空間や基本性能は一般的な戸建て住宅と変わりませんが、賃貸住宅が一緒になっていることで、自宅で生活しながら家賃収入を得ることができるメリットがあります。

もし賃貸併用住宅を建てる場合や購入する場合は、長期に渡り維持・経営していくことを考えなければなりません。事前に将来の収支をシミュレーションし、全体の計画を立てた上で検討していきましょう。

賃貸併用住宅の収支とは?

まず、賃貸併用住宅で得る収入とは家賃や敷金礼金などで、物件購入の際に利用したローンの返済、保険、修繕費、税金などが支出です。

収入から支出を引いた分が利益となりますが、もし支出が多ければ損失が生じることになります。

賃貸併用住宅を建てる時にローンを利用している場合、まずは家賃を返済に充てることになるはずなので、建築や購入当初から大きな利益をあげることは難しいと考えておきましょう。

収支計画にはまず毎月のローン返済額の算出から

賃貸併用住宅の収支計画を立てる目的の1つは、ローン破綻を回避することと言えます。

まず、毎月のローンの返済額はいくらになるのか確認しておく必要がありますが、総借入額や融資期間以外に、返済方法は元利均等払いか元金均等払いか、固定金利か変動金利かなども確認しておきましょう。

確認したら住宅金融支援機構などのWebサイトで利用できる「住宅ローンシミュレーション」を使い、それぞれの数値を入力してみてください。これにより、毎月の返済額を算出することができます。

住宅金融支援機構:住宅ローンシミュレーション:http://www.jhf.go.jp/simulation_loan/

家賃相場から総家賃収入も算出してみる

賃貸併用住宅を建てたい地域の家賃相場も確認が必要ですが、近隣の賃貸物件を検索してみるとおおよその家賃がわかるはずです。仮に自宅として使用する部分も貸し出した時に想定される家賃も調べてみましょう。

家賃相場がわかったら、賃貸部分で想定される家賃と、自宅部分も貸した時の想定家賃を合計して、総家賃収入を予測します。

ローン破綻しない計画になっているかを確認!

毎月のローンの返済額、そして総家賃収入額を割り出したら、どちらの金額が大きいか確認してみましょう。

もし、毎月のローンの返済額が自宅部分も貸した時の総家賃収入よりも大きければ、ローン破綻するリスクが高いと判断できます。

賃貸併用住宅を建てる場所、間取り、融資条件などを見直し、毎月のローン返済額のほうが小さくなるように設定していきましょう。

事前に収支計画を立てて賃貸経営を

事前に収支計画を作成していても、思い描いた通りに進むとは限りませんが、おおよその金銭の動きを把握することはできるはずです。

順調に家賃収入が得られたとしたら何年くらいでローンが完済できるのかも確認できるので、自分が理想とする賃貸経営が実現できるか判断の目安になります。