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異常気象による酷暑でもエアコン設置が間に合わない場合の対策方法

夏の酷暑と呼ばれる時期は、これまでない驚異的な暑さでエアコンの設置が間に合わない問題が起きたほどです。

地域の平均的な気温より、著しく高温な気塊が連続して波のように押し寄せてくる現象を熱波といいますが、この熱波が発生したことが酷暑の原因と考えられます。

熱波は5~8年おきにやってくる災害なのですが、発生してから慌てて取り付けを検討しても似合わないことが多くなってしまいます。

ここ数年、夏になると異常な暑さを感じることが多いため、エアコン設置に間に合わなくても今の設備をフル活用して熱中症対策を講じることが必要です。

設置しているエアコンは老朽化していない?

仮にエアコンを設置していたとしても、設定温度をそのまま信じてしまわないことも必要です。中には古くなって老朽化し、効きが悪くなっていて部屋を冷やし切れていないこともあるからです。

設備だけに頼るのではなく、温度計で室内の温度を確認しましょう。室温が30度を超えているのに、十分に水分が補給できていなければ熱中症のリスクが高まります。

室外機が炎天下にさらされていないか確認を!

もし現在設置しているエアコンでは室内温度を下げることができない場合、室外機の環境を確認してみましょう。エアコンは、室内の空気から熱だけを室外機から外に排出しています。室内機と室外機を繋ぐパイプには、冷媒とう物質が巡っていますが、冷媒に熱が乗って外に運び出される仕組みです。

室外機が炎天下で直射日光にさらされている状況にあれば、効きにくくなってしまう可能性があるので、日よけになるものを室外機の近くに置くだけでも効果があります。

エアコン設置が間に合わない時は?

エアコン設置が間に合わない場合は、外気よりも室内温度が高くなるので換気を行うことが必要です。

窓を数か所開放し、空気の流れを作るようにしましょう。一か所しか窓が開かない場合などは、換気扇を稼働させて室内と室外の空気が入れ替わるようにしてください。

夜間も同じ状態を維持しなければ、睡眠中に室内温度が上昇して熱中症になる可能性があります。

もし賃貸経営を行っているなら

今後、温暖化ではなく寒冷化するという学説もありますが、いずれにしても異常気象といわれる環境であることにかわりません。

仮に賃貸経営を行っているオーナーの中には、部屋にエアコンを備えて貸していることもあるでしょう。しかし古いエアコンでは効きが悪く、酷暑に対応できない可能性もあります。

一定期間を過ぎたら新しいタイプのものに交換することや、室外機の状況などを確認しておくようにすると安心です。