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家や家電製品に及ぶ雷被害!オール電化住宅ほど注意が必要!

雷対策といえば避雷針を思い浮かべる方が多いでしょう。しかし、一般住宅に避雷針が必要なのかと感がると、やはり多くの場合で必要ないという答えになるはずです。

建築基準法による避雷針の設置義務があるのは高さ20mを超える建物なので、一戸建て住宅の場合はまず必要ないと言えます。

また、コンクリート造の建物は落雷の危険性が少ないので、その場合はさらに必要性が薄くなるでしょう。

過電流で電気機器設備が故障してしまう可能性

むしろ落雷による火災などの発生より、電線や電話線など外から引き込まれる線に注意したほうがよいと考えられます。

少し遠い電柱に落雷し、電線から高圧電流が流れて火災が発生する危険性は少なくないからです。さらに、テレビやパソコンなどコンピュータを使った電気機器設備は、少しの過電流でも故障してしまう可能性があります。

また、マンションの場合は、インターホンや照明器具、家電など様々なものに被害が及び、一棟の被害が数千万円になるケースもあります。

雷サージを防ぐ方法とは?

誘導雷による雷サージを防ぐには家電の電源スイッチをオフにしていても効果はありません。コンセントやアンテナケーブルを電気機器から外しておくことが必要です。

雷サージから設備が受ける被害を防ぐためには、雷の渦電流を外に流すようにしましょう。ただし、別途アースを必要とする電源タップがあるので、配線の煩わしさや設置場所が制限されてしまうのはデメリットです。

そのため、電気ブレーカに設置する製品や引き込み線に直接つけるタイプを検討し、信頼できるメーカーの渦電流防止装置を採用するとよいでしょう。

渦電流を防止する装置は数千円から販売されているものもありますが、工事費を含めると20~50万円くらいになると考えられます。

住環境を快適に安心できるものにするために、このような自然災害による被害を最小限に抑える取り組みも必要です。

多額の被害が及びやすいオール電化住宅

最近の家電製品は省エネ化により電子機器が多く埋め込まれています。そのため、少し電圧に異常が発生した場合でも、誤作動などを起こす可能性があると考えられるでしょう。

特にオール電化住宅など、被害額は多額なものになりかねないので、コンセントに直接装着する雷サージを防ぐプロテクターを検討したり、電話線やアンテナに対応できるプロテクターなど、対策を講じていくことを検討しましょう。