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二世帯住宅を建てるなら二棟に分けた別棟スタイルがおすすめ?

親世帯と子世帯、別々の場所で生活するのではなく、二世帯住宅で一緒に暮らすことを検討しているなら二つの棟に完全に分離させた別棟タイプもおすすめです。

外から見ると二つ家が建っているような印象ですが、例えば中庭は共有していてお互いに行き来できるようになっていたり、二階に共有フロアを設けて交流スペースとして利用することもできます。

互いの世帯のプライバシーは確保しつつ、日々のコミュニケーションもはかれるところに魅力があるでしょう。

それぞれのプライバシーは守られる同居スタイル

核家族化があたりまえになっている日本ですが、やはり遠く離れた場所で親が暮らしていると心配になるものです。また、子どもが育っていく過程で、子育てに協力してくれる人が近くにいれば・・・と考えることもあるでしょう。

このような場合、建物は別々の棟でありながら、一部分は共有できる生活スタイルである別棟タイプの二世帯住宅なら快適に生活できます。

別棟スタイルの二世帯住宅の一階部分はどのようにすればよい?

例えば親世帯の棟は最も日当たりがよい場所にLDKを設け、リタイア後に長く家で過ごすことができる工夫をしたり、和室を設けて横になれる空間を設けてみてはいかがでしょう。

子世帯のLDKからは庭にも目が行き届きやすい設計にすると、親世帯のリビングからも子どもが元気に走りまわる姿を眺めることができます。

別棟でありながらも採光や眺めを同じように味わうことができますし、音などで迷惑がかかるのではと気にする必要もない気楽さも魅力です。

それぞれの棟に求めることは異なる

親世帯の二階部分は、部屋数が多く必要ありません。子世帯の棟は庭に面した部分を広々とした子ども部屋にして、親世帯の棟はベランダにすると気軽に外気を吸うことができる場所として過ごすこともできます。

また、親世帯の棟はできるだけ引き戸にするとドアの開閉がスムーズですし、子世帯の棟は成長に合わせてレイアウトや仕切り方法で部屋の間取りを変更できる様にすると良いでしょう。

共有スペースを設けるといろいろなメリットがある

中庭を挟んでお互いの棟の灯りを確認できれば、誰かといるという感覚でほっと安心できるはずですし、シェアガーデンに玄関が設けられていると帰宅の際の気配を感じて安心できるかもしれません。

また、天気の良い日に庭に洗濯物を干していたけれど、途中で雨が降り出したという時でも取り込んでもらう様にお願いする事もできるでしょう。

親子それぞれの世帯が快適に暮らせるように

親世帯と子世帯ではそれぞれ快適と思う部屋のスタイルが異なります。そのため棟を別々に設け、それぞれの希望が叶う形で家を建てると日々の生活を快適に送ることができるでしょう。

それぞれのプライバシーはしっかりと守られる生活スタイルなので、同居は抵抗があるけれどやっぱり近くにいて欲しいというわがままな願いを叶えてくれる二世帯住宅のスタイルと言えます。