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建材素材の分野で特殊機能をうたう新しい消臭機能建材

建築材料の分野で新機能、または特殊機能のある材料はいろいろとありますが、その中で消臭機能建材である「吉野石膏株式会社」の「タイガーハイクリンボード」をご紹介します。

どのような建材なのか確認し、導入することを検討する目安にしてみてください。

「タイガーハイクリンボード」とは?

吉野石膏株式会社の「タイガーハイクリンボード」は、シックハウス症候群の原因物質であるホルムアルデヒドを吸収する内装材です。

吸収したホルムアルデヒドは無害な物質に分解されるので、再放出されることはありません。

吉野石膏株式会社では、住宅など多くの建物に内装下地材として使われているせっこうボード「タイガーボード」も販売されていますが、このタイガーボードの優れた性能である耐火・遮音・耐力をそのまま保持しています。

タイガーボードにホルムアルデヒド吸収分解するハイクリン性能が付加された製品です。

□せっこうとは?

吉野石膏の「タイガーボード」は日本初のせっこうボードです。燃えない建材で、火災に強く、遮音性に優れ、地震や台風に強い耐力性などを備えています。

戸建住宅、マンション、高層ビル、店舗や学校など、様々な建物の壁・床・天井に幅広く使用されている建材です。

また、歯科医院で使われる歯型の模型や、美術工芸用、食品添加剤などにも実は利用されている身近なものです。

高い評価を得ている建材

タイガーハイクリンボードは「一般財団法人 日本建築センター」の建設技術審査証明事業で、ホルムアルデヒドを著しく低減させる性能や環境負荷を低減させるという新技術が認められています。

2018年時点で、600 を超えるハウスメーカー・ビルダーに採用されて高評価を得ています。

室内の空気をキレイな状態に保つ

ホルムアルデヒド発散源となるフローリングを入れた容器に、タイガーハイクリンボードがある場合とない場合で濃度を測定すると、タイガーハイクリンボードがある場合は温度が35度まで上がっても発散レベルをF☆☆☆☆建材相当まで抑えることができています。

このように、部屋の湿度が上昇してもホルムアルデヒドの発散を抑制します。有害な物質であるホルムアルデヒドを短時間で吸収分解して再放出させることはないので、エアコンや空気清浄機とは異なりランニングコストが掛かりません。

ランニングコストをかけずに室内の空気をキレイな状態に保つことができ、不燃性や施工性などの面も優れています。