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家賃収入の割合を増やすには

賃貸併用住宅を建てて賃貸経営を行うことを考えた場合、家賃収入の割合を増やそうと思ったらどうしたら良いのでしょうか。

家賃収入を増やすということ

家賃収入の割合を増やすということは、家賃収入を増やすということに他なりません。単純に考えれば賃貸部分を増やすことで家賃収入は増えることになります。
しかし、賃貸併用住宅で住宅ローンを利用する場合には、自宅部分として利用する床面積が賃貸併用住宅全体の床面積の半分以上にしなければいけないというルールがあります。このことから床面積を大きくするといっても限界があります。
賃貸併用住宅の半分以上を賃貸部分とする場合には家賃収入割合は大きくなるかもしれませんが、賃貸併用住宅の大きなメリットである住宅ローンの利用ができなくなり、借入金に適用される金利が高くなることで増えた家賃収入以上に金利を支払うことになりかねません。
また、住宅ローンの利用を前提に自宅部分の床面積を大きくすれば、賃貸部分の面積も大きくすることはできますが、建築費の総額が上がってしまいますし、無駄に自宅を広くしてしまうのも考えものです。

賃貸併用住宅の可能性

それでは住宅ローンの利用を前提として、賃貸併用住宅で家賃収入割合を増やすためにはどうしたら良いでしょうか。お勧めとしては、二世帯住宅にするという方法があります。二世帯住宅にすることによって、親と一緒に住み自宅部分の面積を大きくすることで、賃貸部分を大きくすることができます。
更に二世帯住宅であれば、将来的にリフォームを施すなどして余剰となった部分を、賃貸部分に変更することで更に家賃収入割合を増やすことも可能です。また、住宅ローンの利用はしないということであれば、自宅の床面積と賃貸部分の床面積の割合を気にする必要はなくなります。
この場合であれば一棟の賃貸用マンションなどを購入して、そのうちの一戸を自宅とするということも可能です。この方法であれば、高額な家賃収入によって家賃収入割合も相当に大きくなることが期待できます。しかし、この場合には総額が相当嵩むことになりますし、ローンも不動産投資ローンとなり金利が上がりますので、慎重に計画を立てる必要があります。

家賃収入以外に大切なこと

家賃収入割合を増やすことも良いのですが、そればかりに拘るのも良くありません。賃貸併用住宅は自宅でもありますが、賃貸部分については賃貸経営を行うということです。
この経営を疎かにしてしまうと空室が発生したり、経費を絞り過ぎて維持管理の状態が悪くなったりしてしまい、最終的に入居が無くなってしまうと家賃収入自体が入ってこなくなることになります。賃貸併用住宅は賃貸経営であるということを意識することが大切です。