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家賃収入の獲得と成功について

不動産投資を行うということは、他人に所有物件を賃貸して家賃収入を獲得することが基本となります。獲得できる家賃が高額であれば高額であるほど良いことには違いないのでしょうが、どれだけの家賃収入が得られたら不動産投資に成功したと言えるのでしょうか。

■不動産投資の成功

実は不動産投資における成功を定義することは難しいことです。例えば運用期間中は順調であっても、投資不動産を売却した場合にその売却価額によっては、それまでの家賃収入による利益を帳消しにしてしまうことになることもあります。
また、投資家によって成功の定義も異なるために一概には決められないのです。しかし、まず大切なことは失敗しないことであり、成功を積み重ねていくことだといえます。

■資産を減らさないこと

不動産投資において資産を減らしていないことを表す成功の目安のひとつとしては、獲得した家賃で賃貸経営による経費の支払いとローンの返済が出来ていることです。賃貸併用住宅による賃貸経営も不動産投資のひとつですから、賃貸部分を他人に賃貸して家賃を獲得することを目的としていますが、一般的な不動産投資と異なる特徴があります。
それは自宅部分を所有しているために家賃収入ですべてを賄えなくても投資の失敗とは言えないことです。自宅部分に掛かる費用は給与所得などから賄うことが一般的であることを考慮に入れれば、賃貸部分についての負担分を家賃収入で賄うことができれば投資による資産の減少は発生していないといえるからです。もし、自宅部分に掛かる費用を家賃収入で少しでも賄うことができれば成功と考えることもできます。

■家賃収入だけでは決められない

上記でも家賃収入から賃貸経営の経費とローンの返済を控除することに触れていますが、家賃収入の金額だけでは不動産投資に成功しているかどうかは決められません。例えば家賃収入が200万円あっても経費だけで200万円以上掛かってしまうようでは赤字経営となり不動産投資は失敗している状況といえます。
賃貸併用住宅による不動産投資でもそれは同様で賃貸部分の経費とローンの返済額以上の家賃収入を獲得することが大切なのです。
しかし、賃貸併用住宅は区分所有マンションへの投資と比べると土地について所有しているケースが多いことから有利だといえます。建物が老朽化したら建て替えるという選択が可能なためです。したがって冒頭で述べた売却の失敗を意識しなくても良くなるというメリットがあります。
土地という資産を手元に残せる賃貸併用住宅のケースであれば、家賃収入によって経費の支払いとローンの返済が出来れば資産形成という点で成功と言えるでしょう。