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住宅ローンの優遇金利とは?

住宅ローン金利には、店頭金利と適用金利があります。店頭金利とは、ローンを貸し出す銀行等が設定する基準の金利です。適用金利は、各種の金利優遇措置を考慮したのちの金利です。店頭金利と適用金利の差を優遇金利と呼びます。

住宅ローンで支払う金利は店頭金利とは限らない

住宅ローン返済では、実際に負担する金利が店頭金利と等しいとは限りません。優遇措置を受けることにより、金利負担を減らせる可能性がありますよ。
住宅ローン金利はわずかな差であっても、借入額が大きいために総返済額に大きな差が生まれる場合があります。優遇措置を受けられるチャンスがないかを検討することはもちろん、店頭金利だけでローンの借入先を判断してはいけません。優遇金利も考慮したうえで、総返済額を比較してくださいね。

優遇金利の種類とは

優遇金利には、大きく分けて2種類あります。
まず、金利の引き下げ幅が借り入れから一定期間の間のみ大きく設定されているケースがあります。ローン残高が大きい期間の金利を抑えることで、総返済額の抑制効果が高くなります。また、ローンを元金均等返済する場合は、返済開始後、一定期間は返済額が少ないです。収入の増加を見込んでいる場合は、収入が少ないうちは返済額を抑えられるメリットも指摘できます。
いっぽう、金利の優遇期間が返済期間中は継続するケースもあります。このケースでは、ローンの返済計画を立てやすいです。安定してローン返済を進めたい人は、全期間型の優遇金利を活用しましょう。

優遇金利を利用する際の注意点

お得に住宅ローンを組むうえで活用したい優遇金利ですが、利用の際には注意点があります。
注意すべきなのは、一定期間のみ金利が低く抑えられる優遇金利です。元金均等返済の場合、一定期間が過ぎれば月々の総返済額が上がります。収入の増加や養育費負担の減少など、一定期間が経った後は家計収支の余裕が大きくなると見込んで利用したい優遇金利ですね。
ところが、実際には家計の余裕度が小さくなっている可能性もあります。優遇金利を利用して当初の返済額を抑え、何とかやりくりしようとすると、将来的に返済負担が重くのしかかってくることがありますよ。優遇金利は住宅ローン借り入れのハードルを下げてくれます。しかし、過度な依存で借りすぎることがないよう、注意してくださいね。
住宅ローンの優遇金利を活用すれば、店頭金利よりもお得な金利で住宅ローンを組むことができます。優遇金利を利用する際は、金利優遇期間を確認してください。ローン完済までの計画をしっかり立て、優遇金利に目がくらみローンを借りすぎないように気を付けましょう。