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「賃貸併用住宅=大家さんがそばにいる物件」メリットと需要

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大家さんが建物内にいる物件に、子供を住まわせたい

世間では大家さんが同じ建物の中や敷地の中に住んでいる賃貸物件は、

入居者さんにとってあまり好まれないと思われているかもしれません。

賃貸併用住宅は、まさに「大家さんが同じ建物に住む賃貸物件」そのものです。
入居者さんにとっては大家さんとの物理的な近さがわずらわしさになるのではないかと感じる方もいるでしょう。

私は現在多くの一人暮らしの学生さんと接するなかで、子供を一人暮らしさせる親御さんのなかには
「大家さんが建物内にいる物件に子供を住まわせたい」
という希望が少なからずあることがわかりました。

ずいぶん昔は間借りスタイルで食事の提供もある「下宿」が、多くの一人暮らし学生の主流でしたが、
現代でも遠くで一人暮らしする子供を持つ親は少しでも安心材料がほしいところ。

今はプライバシーを保ちつつ少しでも大人の目が行き届く物件として、
大家さんが住む物件をメリットと感じる方親御さんがいるのです。

 

部屋を決める際に親の意見を取り入れる人の割合は9割以上

又、学生さんの部屋探しにおいて、
「部屋を決める際に親の意見を取り入れる人の割合は9割以上」
というデータがあり、家賃も全額親が負担というケースがほとんどです。

部屋を決める際に親の意見を取り入れた学生は92.6%に上った。これは、前述した「金なし」「時間なし」「知識なし」も原因のひとつだろう。受験の時期は時間も知識もないため親に頼らざるを得ず、一方で費用を出すのは親なので、親が意見も出すことになる。
引用:イマドキの大学生の「一人暮らし」事情|オウチーノ

そういった状況では親の意見が大きく反映されることが多く、
「大家さんが同じ建物に住む賃貸物件」の需要もあるのではないでしょうか。

また、私は以前ネット上で同じ敷地内に大家さんの自宅と複数の賃貸物件を見つけたのですが、
サイトには大家さんと入居者さんが適時交流している様子が克明にアップされていて、「こんな物件に住めたらいいな」と感じました。

その敷地内では、大家さんと入居者さんたちの間にコミュニティが形成されているのでしょう。
大家さんの寛容さと入居者さんがコミュニケーションに積極的な様子があいまって、とても楽しそうな様子が伝わってきました。

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写真は、株式会社 ビーフンデザイン一級建築士事務所が設計・施行した
東京都世田谷区の賃貸併用住宅「ハウス・ソシガヤ

オーナーと入居者の交流をコンセプトにした賃貸併用住宅、広場を中心とした共用部は、定期的にイベント/パーティーが行われる交流の場になっており、大きなアルコーブの玄関スペースは趣味の空間、半屋外空間として活用できる。

 

こんなふうに「若者を守る大人の目」や「コミュニティを形成する楽しさ」など、
大家さんがそばにいる物件には思わぬメリットをつけられる場合もあるのではないでしょうか。

 

[sc:この記事を書いた人は・・・ ]
 hime柴田順子(姫ちゃん) / 株式会社リオ・トラスト インテリア事業部 http://rio-trust.com

家具、インテリアの提案などお部屋コーディネート、リフォーム・リノベーションに関する専門家。

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