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賃貸併用住宅の間取りと部屋数について

賃貸併用住宅を建築して賃貸経営を行う場合に、オーナーとなる自分達の住む場所と賃貸部分の間取りや部屋数などを検討する必要があります。これらのことを軽く考えていると賃貸しても空室が多くなってしまったり、思ったような家賃が獲得できなかったりします。

■オーナーと入居者との関係

賃貸併用住宅ではオーナーと入居者との距離が近いことに特徴があります。オーナーと距離が近いと生活している入居者と顔を合わせることも頻繁になってきますが、これを敬遠したいと思う入居者も多いのが実情です。なかにはオーナーが近くに居ると安心という方もいらっしゃいますが、割合としては少ないと思ったほうが良いでしょう。

また、賃貸併用住宅全体の間取りの取り方の問題としてオーナーの居住部分をどのようにするかということも入居に影響を与えます。オーナーとしては自宅となりますから、一棟の中でも良い場所を確保したいという気持ちは分かりますが、残りの場所は賃貸としても魅力に乏しいということになる場合が多く、家賃設定を低めにしないと入居が決まらないということになってきます。

また、賃貸部分をワンルームにするかファミリーにするかも重要なポイントとなります。ワンルームにして部屋数を多くすれば床当たりの家賃が高くなり家賃収入が多くなってきますが、オーナーとしての業務の手間は増えることになります。

■家賃収入を重視するなら

賃貸併用住宅を建てて家賃収入から住宅ローンの返済も行いたいということであれば、入居者目線の間取りを意識することが大切です。例えば2階建ての賃貸併用住宅を建てて2階部分を全てオーナーの自宅にしてしまうと、入居者から人気があると言い難い1階部分だけが賃貸部分となり稼働率や家賃収入が悪化してしまう可能性が高くなります。

家賃収入の獲得を重視するのであれば、1階をオーナーの自宅にしたり、縦割りにするなどして上層階を賃貸部分にしたりするなど間取りを工夫する必要があります。

部屋数を多くすれば家賃収入が上がる可能性はありますが、立地条件などを十分に検討する必要があります。ワンルームを多くして単に部屋数を増やしても賃貸需要が乏しければ空室が多くなってしまいます。

■気持ち良く生活するために

賃貸併用住宅ではオーナーと入居者の距離が近いですから、気持ちよく生活できるような工夫をすることが大切です。間取りの工夫は勿論、防音などの対策をしっかりと行うことが重要ですし、部屋数を多くする場合には入居者の対応が疎かにならないようにしなければいけません。賃貸併用住宅の賃貸経営に当たっては入居者あってのオーナーという意識を持つことが大切です。